一回目の観測終了

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ローヌ氷河、今年の一回目の観測が終わりました。
観測が始まるまでは不安が一杯でしたが、
結果的にはよい観測が出来ました。

今年のローヌ氷河は雪が多く危険な所がありました。
2枚目の写真は私が踏み抜いて腰まで落ちたクレバスです。
後から見ればいかにもクレバスがありそうな場所でした。
うかつでした。

3枚目は傾斜計を使った変形の観測です。
自分自身の写真をみるとよく太っていること。
やせてもっと楽しく観測できるようにすると心に誓いました。
私の観測はあまり動かない観測が多いので
周りの人がやせていくのに比べて私だけ太っていきます。
ちなみに測器の長いケーブルをさばくのが大変です。

氷河の周りにはいろいろな動物がいます。
最も大きいのは写真のシュタインボックです。
テントに戻ろうとしたところすぐ上の崖にいました。
攻撃的な動物ではないですがびびりました。

昨日はスイス中で天気が悪く、
昨日氷河から帰った私はラッキーでしたが、
残った仲間は吹雪でテントを潰され今日帰るそうです。
暖かく迎えたいと思います。

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チューリッヒからの手紙 6/14 〜氷河に行ってきた〜

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いかがおすごしですか?こちらの天気予報には毎日、晴、曇り、雷のマークがのってます。そりゃ当たるだろうと思います。でもほんとに一日で晴れと曇りと雨と雷が起こります。毎週末トレーニングをかねてハイキングをしていますが、ついに今年初の氷河に行ってきました。チューリッヒから電車でイタリア方向に4時間弱、サンモリッツから乗り換えて20分(乗り換え時間を除く)で行けるモルテラッチ氷河という所です。モルテラッチという何もない駅の前にあるホテルモルテラッチのお姉さんはとても魅力的でした。ラテン系の美人にはなんだか不思議な魅力があります。書きたい事は色々あるのですが今日は写真の説明だけ。一枚目は氷河の末端部です。どうだ氷河だ。どや。崖の色が変わっている所がわかりますか。きっと昔(一万二千年位?)はその辺りまで氷河があったんだと思います。僕はその巨大な氷河の一番底に立っているのです。時と氷河の流れが押し寄せてくるような気がしました。氷河の上を一人で歩くのはとても危険です。クレバスに落ちても誰も気づいてくれません。僕は一人で装備も技術もないので今回はほんのちょっと氷の写真を撮る事しかできませんでした(写真2)。氷です青いでしょ。折角なので天気のいい写真ものせておきます。今週末はGorner氷河に行こうか悩んでます。こちらの研究グループのキャンプがあるので訪ねていこうかな。

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 氷河以外のスイスの写真ものせておきます。どうですすてきな所でしょ。
 
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 最後にチューリッヒでの写真を一枚、時間に情にと流される毎日ですが昨日は河で流されました。幅20m、長さ好きなだけ、流れ見た目より強い。という感じです。ゴーグルをしても緑色しか見えないので意味がありません。3回も流されればかなりの運動です。溺れてないですよ、手を振ろうとしているのです。元気ですかー。スイス人はここで流されたり、流れを横切ったり、流れに逆らったり、ビールを飲んだりしています。ではまた。


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Zurichからの手紙6/7

皆様

東京はもう梅雨ですか?札幌は蝦夷梅雨ですか?チューリッヒは不安定な天候で寒い日が続いていましたが、だんだんと暑くなってきました。今こちらにきてから13日目です。今は友人の部屋から学生寮のような所に移ってきました。ここで一ヶ月、蔦さんがくるまでは部屋にひとりで住みます。寮の部屋と言ってもほんとは2人部屋で札幌のアパートの1.2−1.5倍位の広さがあります。シャワー、トイレ、キッチン、洗濯機は共同で別にあります。
 そろそろ困って事が出てきたので、今日は困っている事について書きます。コンセントの変換機に困っています。2種類あるといわれたので2種類一つずつ持ってきたのですが、一つは全く使えません。かわりにソウルでは使えたんですけどね。持ってきた電気製品はデジカメとパソコン。画像を取り込むには両方同時に電源を入れなければなりません。デジカメがもう容量一杯です。しかも先生に送らなければいけない画像があります。観測の準備に急いで必要な画像です。困った。昨日、先生の知り合いの日本人を訪ねて食事をごちそうになりました。その時に同じ寮に住んでいる日本人を紹介してもらったので彼に会えれば、変換機が借りれるはずです。
 これまでは友達のパトリックの留守部屋に住み、マーカスというスイス人と共同生活していました。一対一だと言葉がわからなくてもお互い様なので寂しくはありません。研究所は今観測で忙しい時期なので人が出払ってました。ヘルマンさんという優しいダンディーなおじさんに教えてもらって作業をしていました。言葉はあまり通じなくても作業は何とか進みました。
 寮にはたくさんの人が住んでいます。でも人数の割には人に会いません。移動したばかりの月曜日にとてもかわいいドイツ人の女の子と話をしました。その時は英語で話をしたのですが、英語力不足で6割くらいしか会話になりませんでした。おかげでつい「じゃあね」と話を切ってしまいました。ああ悔しい、もっと英語ができれば。ついでにもっと筋肉つけとけばよかった。そういえばソウルで思ったのですが韓国人はみんな筋肉ありますね。ぼくもこれから国際標準の筋肉をつけます。一人外国にいると惚れやすくなりそうです。残念ながらその子は普段はボーイフレンドの部屋にいるからここにはあまり帰ってこないと言っていました。ついでにドイツ語圏の女の子は名前が難しいです。男はすぐサッカーの話をふってきます。
 今日、寮に帰ると向かいの部屋に住んでいるやはりマーカスというドイツ人に毎週水曜はバーベキューだから来いと言われたのでいきました。基本的には自分で持っていった食べ物を食べるのでバーベキューという感じではありませんでした。初めて自炊しました。パンとチーズとハムではなく。ソーセージと、レトルトのレシュティーというハッシュドポテトのような料理と、人参を炒めて皿にのせただけでいかにもスイスっぽかった。写真を撮りたかったけれどもデジカメは容量が一杯です。困った。バーベキューには4人しかいませんでした。みんなドイツ語を話していたので全く何を言ってるのかわかりませんでした。パソコンの話をしてるのか映画の話をしてるのかわからないくらい。マトリックスという単語が出てきたからそう思ったんですけど全然別の話だったかもしれません。ちょっと寂しさを感じました。
 最近は研究室にも人が少し戻ってきました。ここでも会話は基本的にドイツ語です。ドイツ語を勉強するにも友達を作るにも2ヶ月半は短いし、半端だし、そして忙しすぎると感じています。平日は研究しないといけないし、休日は山に登らねばならぬ。先々週はRIigiという山に登りましたが、今週はPilatusという2100mくらいの山に登りました。道に迷ったのも会わせて6時間登り、4時間下ったらとても疲れました。写真は取り込めないのでありません。困った。今のスイスは10時くらいまで明るいので・・・ってこの前も書きましたね。ほんとはスイス以外にもドイツとかイタリアとかオーストリアとかフランスとか近いんでしょうけどいく暇もなさそうです。陸続きで隣の国と言う発想がないのでいく気がしないのかも。そんなこととかが少し残念です。やっぱりモンブランだけは見に行こうかな悩むな。
 細かい事を言えば洗濯バサミとハンガーを買うべきかどうか、持ってきた服をやりくりするには毎日細かく洗濯すべきか、週二回くらい洗濯すべきか、下着類を買い足すかどうかなどで悩んでいます。今日塩やコショウは買わなくてもソーセージ等が十分しょっぱい事に気がつきました。要するに対して悩んでないですね。
 ほんとは○○○○○○○事で、ものすごく困ってました。もう開き直った上に実感ないけど。日本に帰ったら大変だ。いやはや。ではまた。

2007年6月7日

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Zurichからの手紙

皆様

お元気ですか。
 チューリッヒにきて一週間が経ちました。ソウルを経由で来たせいか、去年も来たのにあまりの外国っぷりに驚きました。これから8月中頃までチューリッヒに住みますが、なかなか部屋が探せなくてようやく月曜から自分の部屋に入れることになりました。チューリッヒではほとんどの人がアパートに住んでいるらしいです。部屋は広くてきれいなので日本より安いと言えますが、安アパートが存在しないので高いとも言えます。スイスでは一人部屋も少ないので、誰かとルームシェアをして住んでいるようです。今、私はパトリックという友人の留守宅を使わせてもらっています。パトリックもルームシェアしているので、彼の部屋を借りるという事は、誰かと共同生活をすることになります。ということでスイスに着いた日からマーカスという人と暮らしています。彼とはあまり話をしませんが親切ないい人です。
 スイスはとても安全な国です。夜歩けます、おつりをごまされません、チップもいりません。日本以上に安全です。人も親切です。でも物価が高い。チップなんかいらないくらい高い。何でも高い。サンドイッチが一切れ400円くらいします。外食すると毎食2000円位かかります。生活できないのでパンとチーズとハムと野菜をスイスナイフで切って食べます。毎日同じです。でもよくみるとスイス人もそうしてます。
 一昨年まで、スイスと言えば永世中立国でアンディー・フグでマネーロンダリングというイメージしか私の頭の中にはありませんでした。でもスイスはアルプスの国です。ハイジの国です。自然がとても美しい。週末にはハイキングをして楽しめます。先週末はチューリッヒを挟む2つの丘、ユーテルベルグとチューリッヒベルグ、そしてチューリッヒから電車で40分くらいの所にあるリギという1700m位の山に登りました。どこにいても氷河が削った美しいU字谷と氷河がつくったエメラルドグリ−ンの湖が見えます。去年撮った写真が左のリンクにあるので見てください。
 スイスは四国くらいの大きさしかありません。その中に4つの公用語があります。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシェ語です。7割の人はドイツ語を話しますがドイツ人には全くわからないドイツ語です。ほんとは古ドイツ語から派生した別の言葉らしいのですが書く言葉がない為にドイツ語扱いされています。スイス人は書くときは普通のドイツ語で書くので普通のドイツ語でしゃべれます。みんな英語も僕より上手です。僕は英語すら話せませんが、なんとなくあまり困りません。ある意味気楽な気もします。
 僕がスイスにいるのは氷河の研究をするためです。スイスで航空写真を分析して氷河の流動速度を測量することと、氷河を観測する為にスイスに来ています。氷河は大きな氷の塊で固体ですが、長い目で見ると蜂蜜が流れるように流れています。その速度を測っているのです。英語ができないのに一人、外国で研究するので色々と困りそうですが、まだあまり困っていません。感覚が鈍いだけかもしれません。変な感じがします。
これから困るかもしれません。もちろんみんなの親切おかげが大きいです。スイス人は、少なくとも周りの人はみんな親切です。
 物価以外にスイスの悪い所をあげるとすれば、何となく肩が凝ります。ソウルの方がある意味気楽な感じがします。
 今、夜の7時半です。夏のスイスは日が長いので10時くらいまでからっと明るいです。時差はサマータイム込みで7時間遅れています。日本は夜中の2時半でしょう。これから家に帰ります。することもないので早く寝て、早くおきています。ではまた。

2007年5月31日 チューリッヒより

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