『博士の愛した数学』
![]() | 博士の愛した数式 (新潮文庫) 小川 洋子 by G-Tools |
読書時間 一時間半
ゴールデンウィーク中、
実家の近所で「ご自由にお持ち帰りください」
と書かれておいてあったのをもらいました。
僕は記憶障害を物語の設定につかうのは嫌いです。
本書に出てくる博士は事故で記憶障害になり、
80分以上新しい前の事は覚えていられません。
もうこの時点で卑怯でしょう。
確かにこの設定で物語をつくれば
おもしろいし、はかないし、うつくしくなるでしょう。
でも記憶障害ってきっと
そんな甘い病気ではないと思うんですよね。
主人公の家政婦という仕事も実際は相当きついですしね。
だから記憶障害を設定に使った物語が
つまらなかったらほんとに許せない。
で、この本なんですが悔しい事に
面白かった。はかなかった。美しかった。
どこかこの「博士」のような浮世離れした
数学者や理論物理学者に憧れてしまいます。
大学にいると実際にこういう人をみかけますが、
いつも心のどこかでああいう風になりたいなと
思ってしまいます。
浮世離れしたところだけだったら、
真似できるんだけどな。
寝癖は絶対直さないとか。
でも、そういう人たちは天才だからかっこいいんだよな。
でも、形だけ真似してみようかな。
僕がすごい寝癖で現れたらそっとしておいて下さい。
| 固定リンク



コメント