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『読んでいない本について堂々と語る方法』

『読んでいない本について堂々と語る方法』
ピエール・バイヤール 著
大浦 康介 訳
筑摩書房 2008

404 Blog Not Foundの書評に絶賛してあったのを見て購入。
確かに小飼弾氏が言うようにこの本は読書術ではなく読書論。
そして批評論。
面白かった。

本を読む事とは何であるか、
本を批評する事とは何であるか。

引用される読書論のほとんどが、
虚構のなかで語られている読書論であるなど
様々な仕掛けを持つ本だった。

著者はパリ第八大学教授、訳者は京都大学教授、
フランス語の原書は2007年に出版され、
すでに15カ国語に翻訳され、
加えて15カ国語の翻訳作業が進んでいるそうである。

読んでいない氷河学の論文について
指導教官に語れるかを秘密のテーマにしよう。

以下は本書を読んだ想(本書の内容とはあまり関係ない)

受験の国語で小説を読解するときに重要なのは、
小説の主題や登場人物の感情。
でも「この小説の主題は何か。」という問題は
難しすぎてあまり出なかった。
よく出たのは、
「このときの〜の気持ちを答えよ。」
とか
「〜が〜のような行動をとったのは何故か答えよ。」
とかが多かった。

そういう影響もあってか、
何となく小説の中で、主題の方が設定よりも重要だと思っていた。

でも、主題は決めずに書く作家も多くいるらしい。
タイトルと章の名前、登場人物などの設定を決めて書く作家もいる、
登場人物の出捌けをきめて出捌けの辻褄があうように書く戯曲家もいる。
たぶん設定も主題と同じように大事。

「登場人物がどのように登場し
退場したのか200字以内でまとめよ」
とか、そういう問題があってもいいのに。

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コメント

タイトルで完全に惹かれた。
めっちゃ気になる、その本。

投稿: Toshi.S. | 2008年12月 7日 (日) 03時03分

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